大学の IT インフラや授業を GCP で支援
2016年11月4日金曜日
Google Cloud Platform(GCP)は現在、お客様が提供する製品やサービスを通じて 10 億人以上のエンドユーザーを支えています。このたび、そうした GCP のサービスを高等教育の分野でも活用していただくため、より多くのリソースを投資することになりました。
私たち Google がイノベーションやパフォーマンスを生み出すために利用している強力なインフラ、データ分析、機械学習といったサービスと同じものを大学にも提供することになったのです。このことを私たちはとてもうれしく思います。
GCP を利用することで大学がメリットを得る分野は 3 つあると、私たちは考えています。その 3 分野とは、研究、インフラ、授業です。
研究分野では、GCP のビッグデータや機械学習ツールによって、1 年前には不可能だったような実験や分析ができるようになります。
また、GCP を活用すれば、教育機関の IT 組織がインフラを管理したり、サーバーのプロビジョニングを行ったり、ネットワークを設定したりする必要もなくなるほか、教授が GCP を使って現代のクラウド コンピューティングを授業で教えることも可能になります。
Internet2 は米国に拠点を置く非営利団体で、メンバー主導のテクノロジーと高度ネットワークに取り組むコンソーシアムです。同コンソーシアムでは、次世代の研究や教育に関する新たなイノベーションと科学的発見を促進することに専念しています。
Internet2 が発足したのは 1996 年で、米国の研究機関や教育機関との協力体制を敷いています。両者は共通の技術的課題に取り組み、教育サービスや研究サービス、コミュニティ サービスなどを支援する革新的なソリューションを開発するために協力しているのです。
Internet2 は研究教育ネットワークを運営し、米国の 317 以上の大学、70 の政府機関、42 の地域および州教育ネットワーク、80 の主要企業、そして 100 か国以上をつなぐ 65 以上の全米研究教育ネットワークを支えています。
Internet2 と Google は、米国各地の大学と協力し、GCP で高等教育をより深く支援するための方策を模索していきます。私たちは、高等教育コミュニティでのニーズが高いビッグデータや機械学習の技術に関するプロジェクトを開発したいと考えています。こうした技術は、Google のクラウド ツールで対応できるためです。
たとえばカリフォルニア州立大学サン バーナーディーノ校では、Vasilia 教授のもとで学生がネットワーキングやサイバー セキュリティを学んでおり、GCP の API を使ってデータベース情報をプログラミングしています。
現在は、インターネットのアクセス ポイントに関するジオ ロケーション信号の強さをヒート マップ情報として示す方法を学んでいます。クラウド上に仮想プライベート ネットワークを設定し、ファイアウォールのルールをテストします。そして、ネットワーク セグメントを設定し、ネットワーク間のマシン データを GCP の仮想ネットワーク インフラを使って読み込んでいるのです。
秋期の授業も準備中で、学生が今後何を学び、GCP ツールで何を開発するのか、お伝えするのが待ちきれません。ちなみに、コンピュータ サイエンスやその関連分野を教えている米国の大学教授の方にお知らせですが、今年と来年の授業に対する助成金の申請はまだ可能です。
さまざまな高等教育コミュニティとのパートナーシップを強化することに、私たちはかねてからコミットしてきました。その成果が出ることを楽しみにしています。
* この投稿は米国時間 10 月 25 日、DIRECTOR OF EDUCATION である Bram Bout によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
- Posted by Bram Bout, DIRECTOR OF EDUCATION
私たち Google がイノベーションやパフォーマンスを生み出すために利用している強力なインフラ、データ分析、機械学習といったサービスと同じものを大学にも提供することになったのです。このことを私たちはとてもうれしく思います。
GCP を利用することで大学がメリットを得る分野は 3 つあると、私たちは考えています。その 3 分野とは、研究、インフラ、授業です。
研究分野では、GCP のビッグデータや機械学習ツールによって、1 年前には不可能だったような実験や分析ができるようになります。
また、GCP を活用すれば、教育機関の IT 組織がインフラを管理したり、サーバーのプロビジョニングを行ったり、ネットワークを設定したりする必要もなくなるほか、教授が GCP を使って現代のクラウド コンピューティングを授業で教えることも可能になります。
Internet2 が支える大学の研究とインフラ
私たちは、ユーザーとの協力関係のもとで、そのニーズを理解することに注力しています。その一環として、大学におけるクラウドの可能性を探ることを目的に、Internet2 に参画することになりました。Internet2 は米国に拠点を置く非営利団体で、メンバー主導のテクノロジーと高度ネットワークに取り組むコンソーシアムです。同コンソーシアムでは、次世代の研究や教育に関する新たなイノベーションと科学的発見を促進することに専念しています。
Internet2 が発足したのは 1996 年で、米国の研究機関や教育機関との協力体制を敷いています。両者は共通の技術的課題に取り組み、教育サービスや研究サービス、コミュニティ サービスなどを支援する革新的なソリューションを開発するために協力しているのです。
Internet2 は研究教育ネットワークを運営し、米国の 317 以上の大学、70 の政府機関、42 の地域および州教育ネットワーク、80 の主要企業、そして 100 か国以上をつなぐ 65 以上の全米研究教育ネットワークを支えています。
Internet2 と Google は、米国各地の大学と協力し、GCP で高等教育をより深く支援するための方策を模索していきます。私たちは、高等教育コミュニティでのニーズが高いビッグデータや機械学習の技術に関するプロジェクトを開発したいと考えています。こうした技術は、Google のクラウド ツールで対応できるためです。
コンピュータ サイエンスの授業を支援
Google は今年 6 月、Google Cloud Platform Education Grants(教育助成金制度)を発表しました。その後、数百にも及ぶ講座が学生に無料で提供されました。GCP は、学生が最高水準のコンピュータ リソースに平等にアクセスできる環境を提供し、大学での活躍の場を広げることを支援しています。たとえばカリフォルニア州立大学サン バーナーディーノ校では、Vasilia 教授のもとで学生がネットワーキングやサイバー セキュリティを学んでおり、GCP の API を使ってデータベース情報をプログラミングしています。
現在は、インターネットのアクセス ポイントに関するジオ ロケーション信号の強さをヒート マップ情報として示す方法を学んでいます。クラウド上に仮想プライベート ネットワークを設定し、ファイアウォールのルールをテストします。そして、ネットワーク セグメントを設定し、ネットワーク間のマシン データを GCP の仮想ネットワーク インフラを使って読み込んでいるのです。
秋期の授業も準備中で、学生が今後何を学び、GCP ツールで何を開発するのか、お伝えするのが待ちきれません。ちなみに、コンピュータ サイエンスやその関連分野を教えている米国の大学教授の方にお知らせですが、今年と来年の授業に対する助成金の申請はまだ可能です。
EDUCAUSE カンファレンスに出展
私たち Google は多くの大学と協力関係を築きたいと考えており、教育関係のイベントにも積極的にかかわっています。先ごろアナハイムで開催された EDUCAUSE カンファレンスでは、GCP のデモや G Suite for Education(旧 Google Apps for Education)のデモを行ったほか、Chromebooks や Chrome デジタル サイネージなどの体験コーナーを設けました。さまざまな高等教育コミュニティとのパートナーシップを強化することに、私たちはかねてからコミットしてきました。その成果が出ることを楽しみにしています。
* この投稿は米国時間 10 月 25 日、DIRECTOR OF EDUCATION である Bram Bout によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
- Posted by Bram Bout, DIRECTOR OF EDUCATION
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